初心者が練習で意識する ポイント

基本的な動きの練習

ステップ

ボクシングの基本的な動き、前後左右に動きパンチへと連動させる、攻撃も守備もこれが基本となる。もっとも練習を積み上げていく項目である。

まず肩幅にスタンスを取り、左足を前にして、右足を下げる、体は正面を向かず斜めにし、軽く膝を曲げて、両手をこめかみ付近に上げる。これが基本の構え*(サウスポーは逆)

練習方法

基本の構えの状態でまず前へのステップ右足で蹴ってスタンスを維持したまま前方へ軽くジャンプするようにして移動する。

後ろへのステップは左足で蹴って軽くキャンプするように移動する。慣れるまでは前後別々に動いてみましょう。

動きに慣れたら前後にステップしてみます。基本練習ではこの前後ステップを繰り返し練習します。1R3分間、前、後、前後と繰り返し行いましょう。

練習時2〜3R行えるようになるのが理想的です。

縄跳びをすることでステップのリズムや体力を養うこともできます。

ラダートレーニングなども有効です。

パンチの種類

ジャブ

ステップができるようになったら次は基本のパンチです。ステップの動きに連動させます。構えの前方にある手を前へ突き出すような感じで繰り出します。鏡で自分の鼻もしくは顎を目標にして繰り出しましょう、この時、後方にある手はしっかりとこめかみ付近までカバーするようにあげておきましょう。拳を突き出した腕が伸びきったところでしっかりと握りこみます。この時人差し指と中指の拳がヒットするように意識しましょう。

基本戦術として非常に重要な役割を果たすパンチなので、練度を高めましょう。

ストレート

このパンチは回転運動になるので、体の軸を意識することが大切です。体の構造をしっかりと理解してから練習するといいでしょう。
構えの後方の足(以後奥足)から動き出すイメージで軽く両足を屈伸させ、奥足の足首、膝、股関節、腰の順番に回転させていくようにしていきます。しっかりと腰まで回転させたら肩を開くことを我慢して反動で最後に腕を飛ばしていくイメージで拳を鏡越しの自分の顎付近をめがけて飛ばしていきます。大きなでんでん太鼓に取り付けられた玉のようなイメージとゴムの伸び縮み(筋肉の特性)性質をイメージするとわかりやすいです。

フック

ジャブやストレートとは違う横からの打撃です。回転運動となります。下半身の体重移動が重要になります。構えて前の手と後ろの手で打ち方が異なります。

サイドから拳を打ち込むイメージで腰の回転させしっかりと胸を張りながらことが威力につながります。

アッパーカット

フックの角度を縦にしたイメージです。相手の顎を下から捉える角度のついたパンチ、上半身を縦回転させるイメージでうちます。柔軟性が重要なパンチです。

シャドーボクシング

シャドーボクシングで打ち方やバランスをしっかりさせて行きましょう。

まずは、基本的なジャブとストレートから練習しましょう。基本的な体の動きと体重移動をジャブとストレートのコンビネーションで打つことで覚えていきましょう。

戦術としてフックやアッパーなども取り入れて行くことで幅が広がります。

シャドーボクシングはかっこよく見えるようにやることをおすすめします。憧れのプロ選手やジムにお手本を見つけて真似をするところから初めて見ることが上達の早道かもしれません。今ではYOUTUBEなどでも色々な選手の動きを見ることが可能です。どんどん真似して上手くなりましょう。