3分間コーチングナレッジLesson3「RAS(ラス)」と「スコトーマ」とは

スキ

結論から

脳の機能:GOALに向かって進むのに有効活用するべき機能

「RAS(ラス)」

「RAS(ラス)」は自分にとって「重要なこと」だけ見えちゃうこと
RAS(Reticular Activating System:網様体賦活系)
重要と判断した情報だけを脳に送り、不要と判断した情報を遮断する機能です。
さらに解説すると、私たちの脳は世の中の情報量が多すぎるので、全ての情報を受け取る事が出来ません。全て受け入れると脳がイカれます。その溢れかえった情報の中で、その人ににとって「重要な情報」だけを伝達させる機能のことをいいます。重要な情報を集めることができる優れた機能です。反面重要性が人それぞれ違うので同じ場所や状況でも見えてるものが違うとなり人間関係に影響を及ぼすこともあります。

「スコトーマ」 

「スコトーマ」は自分にとって「重要じゃない」見えてない部分のこと
RASによって遮断された部分、死角になって認識出来ていない部分(盲点)のことを言います。
さらに解説すると、余計な情報は遮断して見えなくすることで集中することができるとも考えられます。スコトーマが外れることで見えるようになり今まで気がつかなっかった部分がわかる良い面あります。
操れるようになることはとても価値があると言えます。

コーチングではどう扱われる?

RASの発火条件は『GOALに向かうと決断し自分事化すること』自分で責任を負うことでRASが発火し、GOALを達成するために必要な情報を無意識に探しだします。現状のスコトーマをはずしてGOALに必要な多くの情報を得ることで加速的に前に進むことが可能となります。Lesson1のビリーフシステムは入ってくる情報処理システムですが、情報がスコトーマになった時点で処理すらされない、世の中情報で溢れかえっています。スコトーマが存在することで、有益な情報も入ってこないことになります。その反面重要性がはっきりするので集中することができGOAL達成するためにはにはこの二つは極めて重要な機能です。