コーチングで脳をハック。心理的ホメオスタシスを利用する!

本ブログでも何度も登場するホメオスタシスという言葉。これを利用しない手はない!というお話をしていきたいと思います。マインドのカラクリを理解してハックしていく!そんなお話です。

認知科学コーチングにおいては、肝でもあり、日常生活においても知っているといないとでは大違いです。なので、大まかにここで知ってもらいたいと思っています。

ホメオスタシスを利用する

ホメオスタシスについて細かくはこちら記事をご覧ください。

ホメオスタシスはサウナで汗をかくように、強烈にコンフォートゾーンに戻ろうとする力が体にも心にも働くということです。

シンプルに考えればこの強烈な力が目標(GOAL)に働けばいいということ。もう少し詳しくいうとコンフォートゾーンが将来目標(GOAL)とするものであれば現状が危険な状態、安心安全でなくなり、未来に強烈に戻ろうとするとてつもないパワーに変わるということです!!

ではどのようにしてそんなことをするのでしょうか?

GOAL設定をしよう

コーチングではGOAL設定を行います。ここではGOALの細かい定義については割愛します。

GOALの定義についてはこちらの記事を参考にして下さい。

ここで皆さんに問いたいことがあります。

『現実(リアル)はなんでしょうか?』『何を持って現実と虚構を見極めていますか?』

よくわからない質問だったとおもいますが、これは重要な問いです。

今いる世界が現実でしょうか、目の前にあるものがすべてでしょうか?このことについて考察していくと本当に面白いのが認知科学の素晴らしいところです。

多くの皆さんが目の前に広がる世界をリアル(現実)と捉えています。それは当然です。触れるし、音もする、匂いなども感じます。五感全てで世界を認識しているのが我々です。

一方で、目の前に梅干しや、レモンをイメージしたときに唾液が出たりするのはなぜでしょうか?

人間の脳は現実と虚構の区別がつきません。先ほど述べた通り目の前に存在しなくても実際に唾液が出て準備をしてしまうのです。

これは身体的に働いていますが、まえも書いた通り、心理的にも作用するのです。要するにGOALを現実のようにリアルに感じることができれば、ホメオスタシスはGOALに働きます。

ここで知っておかなければならないことは、コンフォートゾーンは二つ持てないということです。

現状とGOALがどちらが現実のように強烈にイメージできるかということです。そして現状はリアルに感じやすいため目標に進むことは容易ではなく、GOAL設定のディテールが本当に重要になってくるのです。

これを行うことはひとりではなかなか難しいです。だからこそコーチが存在しています。マインドのカラクリを理解し利用することで自分の人生をより良いものに変えていきましょう’。