結論から
◆エフィカシー:高めることがコーチングの肝
◆セルフエスティーム:エフィカシーとは真逆
「エフィカシー」
「自己の能力の自己評価」と定義されています。根拠ない自信のようなものです。未来に対しての自信のことです。自己効力感をいいます。もう少し噛み砕くと、「ゴール達成能力の自己評価」です。他人の評価では一切ない。
「セルフエスティーム(Self-esteem)」
エフィカシーと真逆の概念が「セルフエスティーム(Self-esteem)」です。自信なのですが、「現在のポジションの自己評価」を意味しています。自尊心感情をいいます。自己肯定感というものですね。
コーチングでの扱われ方
ゴールを達成していくために最も必要なもの、それが「エフィカシー」です。コーチはクライアントの「エフィカシー」を高めることが仕事です。エフィカシーの高い領域は「才能」「能力」の場合があります。根拠なき自身がなければそもそもゴールなど立てられません。コーチングではゴール設定します。現状の外側にいくということなので「エフィカシー」が重要となる。それに対して「セルフエスティーム」は過去から現在に対してのものなので未来を考えるコーチングにおいては、前に進む邪魔になる場合もある。
「セルフエスティーム」が高い場合、「エフィカシー」高い場合が多い。
未来に対して邪魔な場合もあるが、「エフィカシー」高い領域を見つけるためには必要なので、絶妙なバランスが重要である。